2012年4月24日火曜日

ウボンゴ! 小さな達成感を積み上げる大切さ

先日、「勝ったら実力 負けたら運:ドイツゲームの特長」を書いていて思ったのですが、子供が「無力感」に捕らわれてしまうのは恐るべきことで、絶対に避けなくてはなりません。ところが、小学校に入って学年が上がっていくにつれて、授業の内容は難しくなり、全てを理解できないケースも出てくるでしょう。それによって、低学年の頃と比べるとテストの成績が悪くなることもあると思います。

親としては
「もっとしっかり勉強しなさい!」
と、児童心理学的には無意味な叱責をするケースも増えるはずで、こうしたことが負のスパイラルで繰り返されてしまうと、その子供は無力感に捕らわれて、そこから抜け出せなくなることが危惧されます。



仮に学校の勉強やテストが苦手でも運動系が得意な子であれば、そこで何らかの達成感を得て、自尊心・効能感を維持することができると思います。しかし、運動系も苦手な子供はどうすればよいのでしょうか?
学校の文化系活動では「誰かと比べて秀でていて、達成感を味わえる」ケースは運動系の場合と比べるとごく限られているように感じます。


例えば、早生まれの問題だったり、成長曲線の個人差などによって、子供時代に「達成感」を味わことがほとんどなく、その結果として無気力だったり、諦めが早かったりする状態を引きずっていくのは、とてつもなく不幸なのではないでしょうか。

鍵になるのは「達成感」ですが、ふと思い当たることがありました。松ケ丘小学校おやじの会ではドイツゲームの普及活動進めていますが、子供達に大人気で、誰もが楽しそうに遊ぶゲームに『ウボンゴ』があります。


『ウボンゴ』はパズルゲームで、テトリスに出てくるような色々な形のブロックを、決められたエリア内に上手く&素早く敷き詰めるのが目的です。
上手くできたときは

ウボンゴ!

と合図の掛け声を出します。「ウボンゴ」とはスワヒリ語で「頭脳」という意味だそうです。
『ウボンゴ ミニ』の場合は、使うパーツの数が少なく、難易度も低めになっており、小学校入学前の幼児でも楽しむことができます。


この『ウボンゴ』、遊び始めるとどの子も真剣。そして、パズルが完成して「ウボンゴ!」と言うと嬉しそうです。そう、ゲームでちょっとした達成感を味わっているのです。一時期、「アハ体験」という言葉が流行りましたが、その感覚に近いものがあると思います。

「よし、できた!ウボンゴ!!」

このときの達成感、満足感が『ウボンゴ』の魅力で、子供達に人気の秘訣だと思います。もちろん、一緒に遊んでいる友達より早くできた、遅かったという差はありますが、その差以上に、「できた!ウボンゴ!」という瞬間の達成感の方が優っているのでしょう。

些細なことかもしれませんが、こうした達成感を積み上げていくことは、子供にとって良い影響を及ぼすと思います。これによって 子供が無気力になってしまうことを免れ、 そのうちに成長が周囲の子供に追いついてくることで早生まれなどの不利を克服し、 勉強面でも運動面でも達成感を得られる状況に繋がっていくとすれば、何と素晴らしいことではありませんか!

たかが遊びと言うなかれ、ドイツゲーム、とってもためになるんですよ。




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