2013年3月1日金曜日

【守谷ローカル】守谷市の除染・放射線量低減対策の状況

計画人口5000人の大規模住宅地・「ビスタシティ守谷」、大々的にアピールが始まっているようです。緑に囲まれた一戸建ての住宅地となれば、子育て世代を主なターゲットにしていると思われますが、購入を検討しているファミリーにとって懸念材料があるとすれば、放射線の問題ではないでしょうか。

3.11で東京電力が原発事故を起こし、福島だけでなく近隣地域の住民は多大な迷惑をこうむっています。守谷市もそうした地域の1つですが、子育て世代が多い地域ということもあって、事故後の除染・放射線量低減対策はかなり動きが早かったと思います。

茨城県守谷市では公式サイトに「放射能関連情報」として専用ページを開設しています。詳細な情報が多数掲載されていますので、ご興味がおありの方はそちらをご参照下さい。正直なところ、守谷市民である私から見ても、「これはやり過ぎじゃないか?」と思うほど、徹底的な除染作業が計画され、実行に移されています。

守谷市がこれらの除染作業を進めているのには様々な理由があると思われます。やはり子育て世代からの要望が大きかったこと、守谷市長選挙の対策として現職が徹底的にやる方針だったこと(これは私の推測ですが)、そして、守谷市松並地区の開発、つまり「ビスタシティ守谷」のことが念頭にあったと思われます。

基本的に現在(これを書いている2013年3月時点)の守谷市は放射線量に関しては「安全・安心」と呼べるレベルにあると思います。子供の生活環境で、これまでに行われた主な対策は、

学校の校庭:
表土の剥ぎ取りによる除染を実施済み。除去した土は土嚢に入れ、一時は校庭の隅に掘削した巨大な穴に保管していましたが、それも掘り出して撤去済みとなっています。
ちなみに、わが子の通う松ケ丘小学校では、守谷市の試験的な施策として「校庭の芝生化」を進めていましたが、除染作業による表土除去の際に、全て剥ぎ取られてしまいました。こうした犠牲も省みずに、徹底して除染を行ったことの傍証と言えるでしょう。


在りし日の芝生


松ケ丘小学校の校庭
失われた芝生を取り戻すべく試験育成中


公園:
砂場の砂を全て入れ替え済み。また、学校の校庭と同じく、表土の剥ぎ取りによる除染を実施済み。こちらも芝生が植えてあった公園では、それが全てなくなってしまいました。残念ですが、仕方ないという市の判断なのだと思います。


南守谷地区の公園
元あった芝生は除去されました

通学路:
線量が高い箇所が見つかるたびに、小まめな除染を繰り返してきました。最近では、線量が高い箇所も減ってきていると思います。話題を聞かなくなりましたので。


給食:
使用する食材の公表が行われ、それらの放射線量検査を継続的に実施しています。これは日本国内で流通する食材一般の話でもありますが、検査結果は全て「不検出」であり、心配ありません。


住宅地:
個人が所有する住宅地の除染も始まっています。敷地内の放射線量を測定し、一定以上のレベルにある場合は、守谷市が除染を行ってくれます。2013年3月現在、進行中の作業です。


ここまで徹底してやっていれば十分ではないでしょうか。発電所の事故当時は守谷市でも大きな騒ぎになりましたし、慌てて引っ越していった家庭もそれなりにあったようです。しかし、現在の守谷市は再び人口増加傾向を取り戻しています。そこに「ビスタシティ守谷」が加わることで、さらなる活況を呈することを地元市民として期待しています。

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