2013年3月21日木曜日

二度目の挑戦! ゆうちょ杯「ジュニア本因坊戦」

昨年に引き続き、日本棋院で開催された「ゆうちょ杯 ジュニア本因坊戦」に今年も子供が参加してきました。もっとも、「ジュニア本因坊」を争うレベルではなく、13路盤を使用しての級位者戦に出場しただけです。しかし、このレベルの子供達は大勢いますし、「これから参加してみたい」と検討中のご家庭もあるかと思いますので、参考までに様子を紹介してみたいと思います。


ゆうちょ杯会場

昨年この大会に参加したときの様子は「参加しました ジュニア本因坊戦(ゆうちょ杯)」で紹介しましたが、あの当時はまだ囲碁教室にも通っておらず、親子で細々と囲碁に取り組んでいる状況でした。
その後、昨年5月に開催された「こども囲碁ロッテ杯」をはさんで、10月から囲碁教室に通い始め、12月には「ジュニア囲碁大会」に出場。そして、今回のゆうちょ杯と、オープンな大会への参加は4回目になります。

ちなみに、各大会での参加クラスと申請した棋力、認定してもらった棋力は次の通りです。

2012年ゆうちょ杯 : 9路盤、棋力(申請):入門、棋力(認定):28級

2012年ロッテ杯  : 9路盤、棋力(申請):なし、棋力(認定):27級

2012年ジュニア囲碁:13路盤、棋力(申請):25級、棋力(認定):24級

2013年ゆうちょ杯 :13路盤、棋力(申請):22級、棋力(認定):21級

申請する棋力と出場コースとは密接な関係があり、これは保護者が慎重に検討する必要があると思います。詳しくは「初めて囲碁大会へ参加する方へ」で我が家の経験談をまとめていますので参考にしてください。

さて、今回の「ゆうちょ杯」では上記の通り、22級で棋力を申請していました。わが子の棋力では19路盤で対局するのはまだ荷が重い状況です。そこで13路盤コースで申し込むことになりますが、申請できる棋力は21級以下の決まりです。ここを狙ってもいいのですが、前回(24級)からのステップアップが大き過ぎる感もあったため、慎重を期して22級としました。このあたりは各家庭でお子さんの性格と相談しながら決めることになるでしょう。

今回の大会では、参加者は最初に座る席が決まっており、自動的に初戦の対局相手も決まる仕組みでした。私たちが決められた席に行くと、既に相手の子が座っていました。女の子、対局カードを見ると小学2年生だそうです。


対局開始前の様子

近くに付き添いの保護者がいる様子はありませんでしたが、一人で落ち着いて席に座っている態度を見ると、何となく只者ではなさそうな雰囲気を感じたので、挨拶をして話しかけてみました。すると、しっかりした受け答えで泰然自若たる様子。服装からも、いいところのお嬢様を思わせます。対局カードに書いてある小学校名を私が読み間違えると、「これはXXX小学校と読むんです」と丁寧に説明してもらって、年齢以上の大人びた態度に驚きました。これでうちの子より年下だとは、環境の力は偉大だと感じさせられた次第です。

で、後になってその女の子が通っているという小学校を調べてみると、英才教育で有名な私立の小学校であることがわかりました。なんでも、その小学校の入学試験に合格するには「一定以上の知能指数(IQ)が必要」とされているそうで、たった一人の児童の様子を見ただけですが、「さもありなん」という感じです。

ニギリの結果、その女の子が黒番となりました。「これは苦戦しそうだ」と見ていると、13路盤ながらもしっかりした布石で右辺を大きく地にしようとする打ち方です。布石の発想に乏しいわが子は地合で大きく遅れる立ち上がり。
打ち方を見ても、わが子は石を持ったまま、手を右へ左へとフラフラさせて全く落ち着きがないのに比べて、相手の女の子はじっくり考えてから石を持ってしっかりと打ち下ろしています。後から聞くと、うちの子は「最初はすごく緊張した!」とのこと。


初戦 対局中

「こりゃ、初戦は負けたぞ」と思いましたが、戦いの好きなわが子は『ななろのご』で鍛えた戦闘力を活かして、石の接近した状況から乱戦に持ち込み、いくつかの箇所で相手の囲みを突破、石をとって挽回していました。

この初戦が終わる前に、付き添いの保護者は会場からの退出を促され、最後まで対局を見届けることはできませんでしたが、結果的には数目差で勝ったそうです。これは初戦の女の子にとっては「相手が悪かった」という感じでしょうか。その後、全対局が終了した後に探したのですが、この子の姿は見当たりませんでした。無事に申請した級を認定してもらえてのか?少し気がかりです。

結局、わが子は4勝2敗の成績でした。大会の規定によって、申請よりも1級上の21級に認定してもらいました。2敗を喫した相手について聞いてみると、お揃いの制服を着た男の子3人組だったそうで、こちらも私立の小学校から参加していたのでしょう。知的なゲームとしての「囲碁」、勉学に励む家庭に広まりつつあるのかもしれませんね。

今後、20級以上を目指すには19路盤で打てるようになる必要がありますが、まだハードルは高い感じです。通っている囲碁教室でもしばらくは13路盤での対局が続く見込みですので、オープンな大会への参加はしばらく縁遠くなりそうです。
次の目標は地元の小学校で囲碁仲間を見つけて、団体戦に出られる環境を整えることになるかもしれません。


この日の靖国通り
咲き始めた桜がきれいでした


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